ひとりっこ

2004年4月27日 お仕事
息子が来月からサッカーを始めることになり、今日は、「体験練習」の日だった。ウチと同じように始めようとしていたコがもうひとりいて、帰り途中まで一緒に帰った。そのときに、お友達のコが「ねぇ〜、おかあさん、赤ちゃん産んでよ〜」とおねだり?!した。すると
「やだよぉ〜。だって大変なんだもん。赤ちゃん産むのだって大変なのに(育てるのも大変なのよ)」とあっさりと言い交わしたのだ。
「そ、そうだね〜」
私はそれを言うのが精一杯。お友達のお母さんの言葉がなんだか冷たくも受け取れたのだ。作りたくないのか出来ないのか実際のところはわからないけど、二人子供がいる私は、「でもね、兄弟いると楽しいし、いいと思うよ」と言いたかった。でも言えるはずは、ないが。

私も娘が2歳くらいになるまでは、子供は一人でもいいや、と思ったけど、今は二人いてよかったとしみじみ感じる。ひとりしか産んでないと何だか子育てしました!とは、言いにくいような気がするのだ。二人産んでみて、(本当は三人がいいけど)子育てとは、を語ってもいいかなぁという気がするのだ。実際「ウチ二人子供いるんです〜」と胸張って言えるし(ただ、きちっと完璧な子育てしてるかどうかは不明だけど(笑)

今日は荒天で、着ていた服がびっしょり。お風呂入りたいよ〜と帰り道思ったときに家で娘が友達と留守番してたのを思い出して
「ねぇ、悪いんだけどお風呂沸かしておいて!」とお願いして、家にたどり着いて、5分後には、あったかぁいお湯の中に浸かっていたのだ。うれしい限り。なんて、そんなことだけで?と思われるかもしれないけど、有難い。息子は、楽しそうにサッカーをしていて、これまた微笑ましかった。確かに3歳くらいまでの子育てはむちゃくちゃ大変だけど、でもそれから先は、自分を助けてくれたり、楽しませてくれたり、という子供たちとの付き合いがあるのだ。娘は、同性ということもあって、ついグチを聞いてもらったりしている(私のほうがよっぽど子供、、、)
こないだ、そういえば武田鉄矢がテレビに出ていて、彼のお母さんが言っていた言葉を披露してくれた。「子供が出来たら縁だと思って産みなっせ。何人か産んでいたら、ひとりくらい当たりがいるから」と。彼は5人兄弟で唯一(なのかどうかだけど)当たりの子供だったかららしい。そう、子供との出会い(妊娠)って縁なのだろう。産んで何年か経ってみて、なるほどね〜と思うのだ。
まぁ、私はもう産まないけどね。二人に愛情を注いでいる最中だしさ。

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