私自身、あんまりエラそうに言えた身分じゃないけど。。。

でも、やっぱり言いたい。

イラクで拘束→解放された人たちのこと。

日本というぬるま湯の中から飛び出したのは、すごい勇気だと思う。使命感?にも似た感情をひっさげて、政治も治安も荒れ果てている場所へ赴き、自分を試しに行くのは,ある意味羨ましい。

でも、、、でもね、世界中のドコにいてもキケンっていうのは、付き纏う。ましてや「避難勧告」が出され、警戒地域となっている場所で何が起きるのかも、覚悟だったのだろうか?万が一、命を落としてもいいという覚悟だったのだろうか?日本に置いてきた家族のことは考えたのか?

解放されたある人は「政府が自衛隊を派遣しているから、ボランティアであるわれわれが被害に遭う」と。おいおい、違うだろ?ボランティアっていうのは、個人の意思なんだから、政府とぶつかり合うには、あまりにも壁が厚いでしょ。。。

イラク諸国が安定した生活を築くには、われわれには想像もつかないものが沢山立ちはだかっていると思う。宗教がらみのことが非常に多いと思える。宗教という分野に疎い日本人にそれを超えることは、はるかに難しい。お金を積めばいいってもんじゃないのだ。

精神的にダメージを被ってしまっている解放された人たち。それが癒えたときに、果たして彼らに何が残るのだろう?世情なんて、冷たいもんだよ。。。残念だけど。
みんな、今の自分だけでせいいっぱいだろうし、ボランティアっていうものをやるにも自分の手の届く範囲しかできないし、手を出しちゃいけないと思う。出すなら、それなりの責任を持ち合わせて。

厳しかった?それとも「納得」な意見?
私は、願うよ。世界中が幸せになりますようにって。。。

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