ほっとした味

2003年9月16日
私は、「おばあちゃんの味」で育ったせいか、純和風のごはんが好き。もちろん、「イタメシ」や「ファーストフード」も好きだけど、「ほっとする」のは、やっぱり和食。

スーパーで、おいしそうな魚を発見。好きな数だけ取って、お店の人に値段をつけてもらってレジで払うのだけど、「コレ、アタマとる?(魚の頭ね)」
といわれ「あ?いいです。自分でやっちゃいますから」といったら「へぇ〜、自分でできるの?めずらしいね〜」とのこと。
ん?そうかなぁ〜。
そういえば、昔魚釣りに行ったときに釣り名人のひとが「魚、さわれないんだよ(さばけないんだよ)
」というのを聞いて、なんだか腑に落ちなかったことがあった。
私は、祖母も両親も魚は普通に扱える人間だったので(ちなみに祖母は浜辺の近くの出身だから)自分も触ることができて当たり前のものだった。刺身のお作りなどは、ムリだけど、でも鯵のタタキくらいなら何とかこなせる。

で、今日はぶりのアラを使ってぶり大根と鰯の梅煮を作った。煮魚は子供の頃さんざん食べさせられて
敬遠気味だったけど、たまぁ〜に、昔食べたものを無性に食べたくなってしまう気持ちに任せて?だった。おばあちゃんの味とは、少しは違うと思うけど
でも、ほっとする。心身ともに栄養が染み込んだような気がした、ごはんだった。

コメント