甲子園の夏。

2003年8月11日
私が住んでいる地元から出ていた高校が,初戦で惜敗してしまった。
「もうなんかね〜,甲子園終わったぁ,みたいよねぇ」
たまに行くパンやのおばさんがつぶやいていた。そうなんだよね,勝ち進んでいけば,「次も観よう」となるけど,贔屓しているところがなくなると,ちょっぴり寂しいのだ。

でも,高校野球の魅力って,なんといっても「清々しさ」だと思う。灼熱の舞台であれだけがんばれるなんて,並大抵の体力,精神力ではいかないだろうと思う。日本列島が暑さにうなされていても,彼らのプレーを見ていると,涼やかで凛とした風が心の中に吹き込んでくるようだ。

世の中は暗くて悲しいニュースばかり。スポーツに情熱を燃やしている姿にほんの少しでも明るい未来を見出そうとしているのは,少なくないと思う。

がんばれ,甲子園の夏を闘う球児,そしてそれを支える多くの人たち。

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