ハンディ

2003年7月30日
甲子園に,義足の高校生が出場するというのが大変な話題になっている。
テレビで見た感じでは,義足をつけているという感じではまったくない。がっちりした体格で,俊足,真面目な男のコという印象。

「義足をハンディだと思わない」
すごいなぁ,と思いつつも,甲子園を目標にずーっとがんばってきてる真っ直ぐな思いがとてもいいなぁと感じるのだ。

何の不自由もなく生活できることが一番いいことなのかもしれない。なぜなら,世の中のものは,身体に不自由をもっていない人仕様にほとんどが造られているからなのだ。そこへ何らかの障害をもっている人が生活をするのは,大変であることは言うまでもない。

件の高校生が,クローズアップされていくのが,「義足でがんばっている」という表面的なことだけになってほしくはない。努力と運,そして様々な要素が,重なって手に入れた,甲子園のキップ。おそらく,彼は今大会で注目される選手の一人となるだろう。もちろん私もテレビで観戦する。そのときは彼の動きからにじみ出る,今までの頑張りを是非見ていきたい。

「努力は人を裏切らない」
そんな言葉が似合う,人なのだろう。

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