信仰

2003年3月22日
シンガポールには,「アラブストリート」というところがあり,その一角にモスク(えーと,確かイスラム教の寺院)がある。一度,チラっと覗くことが出来た。中は,薄暗く,肌を露出しすぎな服のヒトは,入ってはだめ,らしかったのだが,幸い私は,カーデガンを羽織っていたので,大丈夫だった。コーランが,ずっと流れていて,荘厳な雰囲気。しばらくしたら,信仰者以外は,出ていってくれ,と促され,そそくさとその場を後にした。
その後,アラブ系のヒトが経営する食堂で,チキンの料理とお好み焼きのようなものを食べた。本当においしく,また,店の人たちも優しいヒトたちで,また是非機会があったら行ってみたいと今でもおもっている場所なのだ。

私は,典型的な日本人で,信仰している宗教は特にない。だからなのか,イスラムに敬虔な人々を見ると,心が洗われる気持ちになる。

宗教にはそれぞれ戒律があって,それに従順してこそ,「神のご加護」があるのだろう。だからこそ,ヒトは,それを崇拝していく。
イラクに住んでいる人々,イラクの国籍を持つ人々
,イラクに由縁のある人々。イスラム教を崇拝している人々。それ以外の,私も含めた世界中の人々。
みんな,今,心の奥底から,願っていることは,ただひとつ。この思いが,本当に叶うのは,いつになるのだろう。

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