僕の生きる道。

2003年3月19日
昨夜で終わってしまったドラマ。

「ソレナニ?」の方のために,ざっとご説明。
私立高校の生物の先生をやっている主人公が,健康診断を受けた際,余命一年の病に侵される事を知り
毎日をきちんと生きていこうと決意。同僚の女性教師に自分の気持ちを伝え,彼女は,彼の病状のすべて,彼の気持ちを受け止め,結婚します。彼の周りの人たちも,それまで「普通に」過ごしてきたのですが,彼のことをさりげなく気遣ったり,またそれぞれの目標(生徒は大学受験や夢に向かう)へ邁進していく。目標のひとつの合唱コンクールも無事予選通過,しかし彼の命はもう・・・。

多分泣くだろうなあ,と思っていたのだけど,やはり泣いて(笑)でも,「納得」できる涙を流したような・・・。「僕は生きた」彼のその言葉は,とても重みがあり,また精一杯がんばったよ,死ぬということを自分の中でしっかりと受け止めていた。

今の世の中は,命の尊さについて,いろんなメッセージが表現されているものの,残念ながら,軽んじられているような気がする。「むかついたから」とか「生きていてもしょうがないから」など,些細なことで,命を奪ってしまったり,落としたりする。

「あなたは,明日死にます,って言われたらどうする?」主人公の主治医が,一緒に働くナースへ問うシーンがあった。「そうですねえ,私はいいですよ。ナースにもなれたし,先生とお仕事できてるし」とナース。(そういう意味じゃないようなきがするんだよなあ。。。と複雑な気持ちになる主治医の表情が印象的だった)

私だったら・・・。何にも思いつかないかも。ぼんやりとしてしまいそう。それって,毎日を大事にしていない証拠なのかな・・・。慌しさに流されてしまってるのかな・・・。

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